1CHIBONホーム哲学イスラム式幸福論。人生で1番良かった本「みんなちがって、みんなダメ」とあらすじと感想!
20代前半男子学生の人生で1番良かった本

イスラム式幸福論。人生で1番良かった本「みんなちがって、みんなダメ」とあらすじと感想!

この本が人生で1番良かった理由
20歳 男性
学生

色々と自分が縛られていたものから解放されたような気がします。あえて自分ができないって認めた上で、だからちょっと良くなるためにはどうすべきだろうなど考え方が変わります。
著者の方は日本人イスラーム教徒なのですが、イスラームを知らない人でも楽しめると思います。

こんな人におすすめ
人生迷っている人
悩みが絶えない人
社会人

みんなちがって、みんなダメの内容

いまのワタシは最高に不幸!
そんな悩みを持って生きる20代~40代の考え方を一刀両断!
価値観を180度変えさせる「人間らしく生きる生き方の極意」を強烈に指南。
イスラム法学者の第一人者にして博覧強記の怪人とされる中田考先生の初の人生論。

(版元ドットコムより)

————要するに自分が頭がいいとか、身体能力が高いというのはあまり重要ではなくて、自分の能力をちゃんと理解して分相応に生きるのが賢いということです。人間であっても、ミミズであっても、そこをまちがえると、どんなに身体能力が高くても知的能力が高くてもバカなんです。自分が賢いと錯覚したバカな人間は分を知ったミミズより劣ります。そういう意味で今の世界の教育はバカを作っているんです。分相応以上に自分ができると思っている人間を作っている。……それはたいていの場合、人を不幸にするんです。
(本文中より抜粋)

————人が知るべきことは「自分が何をしたいのか」、そして「自分には何ができるのか」の二つしかありません。殆どの人は本当に自分がしたいことに気付いておらず、また自分に本当はできることをできないと信じこんでおり、逆に本当はできないことをできると思い込んでんいます。それがバカであり、本当の意味でダメな人です。 本書の目的は、本当に知るべきこと、つまり、自分が何をしたいか、自分に何ができるか、を気付く手掛かりを読者に与えることにあります。 実のところ、人が知るべきことは本当は二つではなく、三つです。その三つ目とは、「自分は何をなすべきか」です。……
(あとがき抜粋)

著者:中田 考
出版社:ベストセラーズ

 

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